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  1. 005 多文化社会学部・多文化社会学研究科 = School of Global Humanities and Social Sciences
  2. 005 紀要 = Bulletin
  3. 多文化社会研究 = Journal of Global Humanities and Social Sciences
  4. Volume 7

鄭氏政権期における台湾とフィリピンの貿易関係 -マニラ税関記録を中心に-

http://hdl.handle.net/10069/00040655
http://hdl.handle.net/10069/00040655
b349756c-ec8c-4777-8dd6-e10928852c9e
名前 / ファイル ライセンス アクション
JGHSS7_261.pdf JGHSS7_261.pdf (2.4 MB)
Item type 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1)
公開日 2021-04-07
タイトル
タイトル 鄭氏政権期における台湾とフィリピンの貿易関係 -マニラ税関記録を中心に-
言語
言語 jpn
キーワード
主題Scheme Other
主題 台湾
キーワード
主題Scheme Other
主題 フィリピン
キーワード
主題Scheme Other
主題 易
キーワード
主題Scheme Other
主題 舢舨
資源タイプ
資源タイプ識別子 http://purl.org/coar/resource_type/c_6501
資源タイプ departmental bulletin paper
著者 方, 真真

× 方, 真真

方, 真真

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賈, 文夢

× 賈, 文夢

賈, 文夢

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野上, 建紀

× 野上, 建紀

野上, 建紀

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著者別名
識別子Scheme WEKO
識別子 117667
姓名 FANG, Chenchen
著者別名
識別子Scheme WEKO
識別子 117668
姓名 JIA, Wenmeng
著者別名
識別子Scheme WEKO
識別子 117669
姓名 NOGAMI , Takenori
その他のタイトル
その他のタイトル Trade relations between Taiwan and the Philippines during the Koxinga administration -viewing from Manila Customs Records-
抄録
内容記述タイプ Abstract
内容記述 本論は主に17世紀のスペイン植民地のマニラにおける税関記録を用いたものである。筆者は1664年から1684年の間に台湾からマニラに到ったことが登録された51隻の船の文書中に記載された各貨物の種類、個数と価格を改めて分類し、図と表の形式で一つずつ列挙した。これらを元に鄭経、鄭克爽の時期における台湾とフィリピンの貿易関係を分析した。その他、輸出された貿易商品の種類と産地などをまとめ、その他の10隻の船の文書を元に、鄭氏政権期の台湾と東アジアの貿易状況と国際貿易ネットワークの変化を検討した。
 本論の結論は以下の通りである。(1)1664年から1684年までの間、清の海禁によって中国の沿海貿易が途絶えたものの、台湾とフィリピンの貿易はかえって好況となった。この20年の中で特に1670年が通商記録、貿易量ともに最も多く、毛布、麻、生糸、鉄、sayasayas、小曳網紐、綿花、紙、煙草や陶磁器の輸出も最も多い。(2)1674年に三藩の乱が起って1680年に鄭経が撤退して台湾に拠るまでの間、台湾から毎年フィリピンに行く商船の貿易は戦乱の影響で明らかに衰退した。この状況は鄭氏政権の時代が終わるまで引き続き変わらなかった。(3)鄭経が敗退して台湾に帰ると間もなく、即ち1681年以降、台湾からマニラまでの商品は大きく変化した。貿易額の多寡や種類に関わらず、いずれも以前より貿易量が少なくなり、商品の内容は多様化した。輸出品の中でも取引の多い絨毯(毛布)や麻の数量も1681年以降、減少した。金属類については、この年から、鉄の輸出が銅、銀や鉛に取って代わられた。そして、小曳網紐も麻縄紐と白糸に取って代わられた。一方、quita、犂に用いる木棒、麺、日本酒、日本の小机、葛籠、碗とchita など少量の輸出品がこの年からフィリピンに輸出され始めている。(4)鄭氏の主要な対外貿易相手は日本であった。これ以外には中国、フィリピン、コーチシナ(交阯支那)1やその他の東南アジアの国々及びイギリス、オランダなどが鄭氏の貿易相手であった。また、中国と鄭氏一派の貿易について、三藩の乱以前においては、鄭経は安海との貿易によって中国商品の運搬を行なった。三藩の乱の間は、鄭経はアモイを占領し、アモイ貿易を利用するが、安海との貿易もまだ続いていた。その後、三藩の乱が平定されると、安海の貿易の地位は完全にアモイに取って代わられることになる。清朝の海禁政策及び鄭経と中国の間の政局の悪化は、対日貿易の縮小にそのままつながった。日本の商品は鄭氏一派と東南アジア貿易の主要な中継商品であったため、対日貿易の減少は東南アジア地域に対する貿易額をも相対的に縮小させ、中継貿易の商品の大幅な調整が行われることになった。

This paper shows you trade relations between Taiwan and the Philippines based on the customs records in Manila at the Spanish colonial period in the 17th century. The author reclassified the type, quantity and price of each item of cargo described in the documents of 51 ships registered to have arrived in Manila from Taiwan between 1664 and 1684. Based on these, the author analyzed the trade relationship between Taiwan and the Philippines during the period of Koxinga (Zheng Chenggong) and Zheng Jing. In addition, the author discussed on the changes in the cargo trade situation and international trade network in Taiwan and East Asia during the Koxinga administration.
書誌情報 多文化社会研究
en : Journal of Global Humanities and Social Sciences, Nagasaki University

巻 7, p. 261-304, 発行日 2021-03-23
ISSN
収録物識別子タイプ ISSN
収録物識別子 21891486
書誌レコードID
収録物識別子タイプ NCID
収録物識別子 AA12713084
著者版フラグ
出版タイプ VoR
出版タイプResource http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85
出版者
出版者 長崎大学多文化社会学部
出版社別言語
値 School of Global Humanities and Social Sciences, Nagasaki University
sortkey
値 14
引用
内容記述タイプ Other
内容記述 多文化社会研究, 7, pp.261-304; 2021
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Ver.1 2023-05-15 19:14:58.405611
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