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防災と地理教育 : 伊勢湾台風時の楠町の早期避難に学ぶ

岩田, 貢, 2015.03.16. <TD00519010>
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書誌詳細

コミュニティコード 紀要論文
コレクションコード 龍谷紀要
コレクションコード 第36巻第2号
タイトル 防災と地理教育 : 伊勢湾台風時の楠町の早期避難に学ぶ
言語 jpn
タイトル(その他) Disaster Risk Reduction and Geography Education : Learning from Kusu Town Early Evacuation from the 1959 Isewan Typhoon
作成者 岩田, 貢
公開者 龍谷大学龍谷紀要編集会
NCID AN00338616
雑誌名 龍谷紀要
巻次等 36
2
開始ページ 155
終了ページ 170
主題 防災教育
主題 地理教育
主題 楠町
主題 早期避難
主題 伊勢湾台風
主題 教材化
発行日 2015.03.16
寄与者 IWATA, Mitsugu
寄与者 イワタ, ミツグ
登録日 2015.04.23
資料種別(NIIタイプ) 紀要論文
URI(アイテム表示画面) http://hdl.handle.net/10519/5880
著者版フラグ publisher
SORTKEY 012
ISSN(NII) 02890917
アブストラクト これまで社会科や地理歴史科の地理において防災に関する教材を扱う場合は、自然災害が起こるしくみや被害の悲惨な状況に着目することが多かった。そこで今回は、ともすれば省みられてこなかった災害からの避難の成功例に着目し、避難前後の状況を災害教訓として活かせる知識に整理して、教材化することを試みた。整理に当たっては、畑村洋太郎が唱える「失敗学」の考え方を転用し、1事象、2経過、3推定原因、4対処、5総括、6知識化の6点からまとめてみた。研究事例としては、三重県四日市市楠地区(旧楠町)が1959年の伊勢湾台風時に行った早期避難行動に注目した。そして避難行動を必要とした背景や、当時の町当局や住民の被災前・被災時の対応について6点からまとめ、地理で扱う防災教育の新たな教材化について論じた。