DSpace DSpace English
 

長崎県立大学学術リポジトリ >
看護栄養学部紀要 >
第5巻 >

このアイテムの引用には次の識別子を使用してください: http://hdl.handle.net/10561/260

タイトル: 精神看護事例検討会の方法論に関する研究-参加者の意識調査の分析から-
タイトル(別表記): A methodological study of case conferences for psychiatric nursing -An analysis of the investigation into the participants-
著者名: 堂下, 陽子
山﨑, 不二子
著者名(別表記): DOUSHITA, Yoko
YAMASAKI, Fujiko
発行日: 2005年2月
出版者: 長崎県立大学看護栄養学部
雑誌名: 県立長崎シーボルト大学看護栄養学部紀要
ISSN: 1346-6380
抄録:  精神障害者及びその家族に関する事例検討会の参加者を対象にアンケート調査を行い、学習効果と今後の課題、並びに継続教育の一環としての事例検討会のあり方について検討した。  調査の結果、事例検討会に参加して、援助の学習が深まったり、意見が参考になったりしていた。また参加するだけではなく発表することや、継続して参加すること、活動場所での職種が看護師である参加者のほうがより学習効果が得られていた。しかし全体的に連携を図ることについては、十分な効果は得られていなかった。また参加回数が少ない人や参加するだけの人、看護師以外の職種にとっては学習効果は不十分で、今後の課題となった。  以上の課題をふまえ、継続教育の一環としての事例検討会のあり方として、①現場で活かせる学習となるために、援助の根拠となる学術的な視点を取り入れながら、具体的な内容の意見交換を行う、②話題に多様性をもたせたり、参加者が主体的に意見交換できるようにグループワークを取り入れたりするなどの運営面を工夫する、③視点の異なる専門職種同士が活発に意見交換できるために、お互いの違いを認め合い、自由で率直な自己表現を保障する会の雰囲気やルール作りの必要性、④発表者に対する事前の原稿作成時の打ち合わせを実施する必要性が明らかになった。
キーワード: 事例検討会、継続教育、精神看護、会の運営技術
内容記述: 国立情報学研究所より電子化
URI: http://hdl.handle.net/10561/260
出現コレクション:第5巻

このアイテムのファイル:

ファイル 記述 サイズフォーマット
v5p51_doushita.pdf本文1.29 MBAdobe PDF見る/開く

このリポジトリに保管されているアイテムは、他に指定されている場合を除き、著作権により保護されています。

 

長崎県立大学附属図書館