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九州大学キャンパスクラウドの導入

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Abstract 高速ネットワークの普及,計算機性能の向上,仮想化技術およびWeb技術の進展から,クラウド技術が進展している。九州大学情報基盤研究開発センター(以下,当センター)では,主に大学院での教育研究に用いるためのプライベート(またはコミュニティ)クラウドシステムを導入中であり,学内部局や他大学へ提供することを計画している。 本発表では導入中の九州大学キャンパスクラウドシステムについて報告する。本クラウドシス...テムは,九州大学大学院システム情報科学研究院と共同で構築している。そのため,情報系大学院であるシステム情報科学研究院での教育研究利用を最初の利用先として想定している。まず最初にシステム情報科学研究院が現状の計算機活用状況を調査した。次に,クラウドに求められる要求要件についてセンターとシステム情報科学研究院が共同で検討した。その結果,以下に示す4つの機能が必要であると考えた。 (1)高年次教育用クラウド(大学院の講義および演習用) (2)サーバクラウド(常時稼働サーバおよび特定アプリケーションの利用) (3)開発用クラウド(ソフトウェアや情報サービスの開発環境) (4)データ処理用クラウド (大規模データ処理に関する研究用) 導入当初は試験的サービスとして運用を開始し,用途や運用方式についての知見を深め,学内の他学部や,他大学への提供へと展開していく予定である。show more

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Created Date 2011.11.14
Modified Date 2018.08.10

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